1-V-2 受信機2005/07/20 00:24

1_V_2
私が初めて購入した 初歩のラジオ 誌 に掲載されていました。通信用 1-V-2 受信機です。当時相当あこがれまして、数年後記事を参考に組み立て、愛用しました。
初歩のラジオ は当時のラジオ少年の愛読書でして、この回路は1964年 6 月号 に掲載された 元JARL 会長 梶井先生 の作です。
受信機で、0-V-2 や 1-V-2 と示されている場合、最初の数字は、高周波増幅の段数、末尾の数字は 低周波増幅の段数です。 V は検波管を示しています。

0-V-2型受信機は、作成が容易で感度も良いのですが、アンテナ等の状況により、感度が不安定になる欠点があります。3極管による高周波増幅段を追加し、安定化を図った受信機です。
        
V1 6AQ8 のグリッドを接地し、安定な高周波増幅を行います。 
V2 6BD6 は再生検波管で、再生調整と検波を行います。
V3 6AV6 は低周波増幅管、 V4 6AR5 は低周波出力管です。
V5 5MK9 は整流管です。
この受信機を高性能にするには、部品の選択と配置、および配線が重要な要素になり、これらに十分対処することが必要です。

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